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アフガニスタン:蜂蜜によって希望

2007年12月6日(Middle East)

Sohaila Khan(25歳)とMaa Begum(50歳)の二人ともアフガニスタン北部で極貧の生活を送っていた。自分たちと子供たちを食べさせるために常に精一杯だった。「トンネルの終点に明かりは見えませんでした。」とSohailaは語る。

2006年7月まで。

「自給のために食物を育てる狭い土地さえもありませんでした。」とMaa Begumは語る。長年彼女の一番年長の息子がたった54ドルの月収で9人の家族を養うためにがんばってきた。彼だけが幸運にも仕事を見つけられた。

Sohailaの結婚式の2ヶ月後に、夫のAhmad Khanは仕事を見つけるために彼女を置いてイランに行った。

この2家族は住んでいる村でもっとも貧しい家族のひとつと考えられていた。そこでミッション・イーストがアフガニスタン北部のバダフシャンで農業プロジェクトを開始したとき、地元議会はSohailaとMaaを参加者として推薦した。

そして2006年7月、他の貧しい女性18人とともに、彼女たちは蜜蜂の巣箱、防護服を受け取り、そして蜂蜜生産の訓練を受けた。

たった1年で、蜂蜜は彼女たちの生活を一変させた。

「今年は蜂蜜のおかげで子供たちを学校へやるに十分な収入がありました。これは奇跡です。自分で稼いで子供たちを養うことができるという望みはあきらめていました。」とSohailaは語る。Maaは誇らしげにこう付け加える。

「私たちは今、子供たちが学校に行けるように制服や本を買い授業料を納めることができます。食料品を買い、子供たちを洗う石鹸も買うことができます。」

彼女たち自身が一生懸命に働いたおかげで、SohailaとMaaは巣箱を増やして生産を拡大することができた。今年Sohailaは87キロの蜂蜜を収穫した。彼女は72キロを地元の市場で売り、稼いだお金で食糧や衣服その他の家族の必要品を買うことができた。

彼女はこの援助に本当に感謝しており、将来を楽しみにしている。

「あと5箱、巣箱を増やしたいのです。そして私が助けてもらったのと同じように、今度は村の女性が自立できるよう、助けてあげたいのです。」

MaaとSohailaが住んでいるアフガニスタン北部のバダフシャンでは蜂蜜に対する大きな需要があるが、地元の養蜂家だけではその需要の大きさに対応しきれない。そこで、蜂蜜の生産方法を教えることでもっと多くの人々に貧困から抜け出す機会を与えられる。