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世界銀行、アフガニスタンの農村地帯のアクセスに関する国家プロジェクトにさらなる支援

2007年12月13日ワシントン(世界銀行)

本日世界銀行は、農村地帯における基礎サービス及び施設へのアクセスを通年で供給しようというアフガニスタン政府の努力を支援するために、1億1千2百万ドルの補助金を承認した。

アフガニスタン国家緊急地方アクセスプロジェクトは2次的3次的な道路約2千キロメートルを再建修復しようというもので、それによって農村地帯の学校、病院診療所、行政サービスまでの所要時間が短縮される。また同時に、農村地帯道路メンテナンスのパイロットプログラムをスタートさせる。これはコミュニティ開発議会をとおして実施される。

道路ネットワークの開発に関するアフガニスタンの進展は目覚ましい。所要時間は短縮され、より多くの農村地帯に住む住民が主要なサービスにアクセスできるようになった。しかし、国が30年近い紛争と最近終わった6年間の干ばつから復興する中で、農村地帯における貧困はいまだに高水準のままである。

「アクセスが欠けていることが、農村地帯の貧困の主たる原因のひとつである。」と上級交通専門家でプロジェクトチームリーダーであるSusanne Holsteは語った。「このプロジェクトは農村地帯のアフガニスタン人が重要なサービスにアクセスできるように助けるものである。同時に村の経済を地域及び国全体の市場に統合して、よりよい資源の配分、技術の移転、より高い生産性へと導くものでもある。」

アフガニスタン政府は国家緊急雇用プログラム(NEEP)を2002年に、全国の弱い立場にあるグループを社会的に保護するために企画された4つの国家優先プログラムの一環として、立ち上げた。その後NEEPは国家農村地帯アクセスプログラム(NRAP)と名称が変更されたが、発足以来、世界銀行、アフガニスタン復興信託基金(ARTF),及び日本社会開発基金(JSDF)が資金を提供する主要なプロジェクトを通じてNEEPは実施されてきた。

2002年以来、大きな成果が上がっている。アフガニスタンの34州の293地区で約9,333キロメートルの地方道路と、8か所の滑走路及び飛行場(ファイザバード、ゴール、ファリヤーブ、ザランジ、ガルデス、バドギス、ファラー、及びカブール)が修復された。2007年8月末までに、約3,025名の元兵士及び貧困者が道路建設と技術の実習ベースの訓練を、職業訓練所における理論訓練とともに終了した。これらはJSDFが資金を提供した「動員解除、武装解除、社会復帰」と「農村地帯生活支援プログラム」のための国家緊急雇用プログラムをとおして実施された。さらに、1千3百万労働人日がこのプログラム開始以来作り出された。

このプロジェクトの総費用は1億3千7百万ドルと推計され、そのうち1億1千2百万ドルの補助金は国際開発協会(IDA)によって提供された。IDAは世界銀行の譲歩的貸付機関である。残りの2千5百万ドルはアフガニスタン政府自身の資金又はドナーの資金でまかなわれる。プロジェクトは公共事業省と農村復興開発省が実施する。