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ベイエリアのアフガニスタン人リーダー達は映画「The Kite Runner」に期待

2007年12月14日(San Francisco Chronicle)

ベイエリアのアフガニスタン人コミュニティのリーダー達は、金曜日に公開される、アフガニスタンを舞台とした映画「The Kite Runner」が、戦争で疲弊した彼らの母国を再建しようという努力に対する関心を再燃させ、土曜日の「アフガニスタン再建」サミットの参加者が増えることを期待している。

このサミットはFremontの教会で行われ、他の活動の中でとくに、病院や学校の建設、樹木の植樹、地雷の除去などをアフガニスタンで行っている20の草の根グループに焦点を当てるものである。

「私はこの映画を見ましたが、これがアフガニスタンに対する注目をもっと高めてくれると期待しています。」とCal State East Bayの会長で、サミットではキーノートスピーカーを務める、Mo Qayoumiは語った。「治安問題やタリバンの影響については聞かされますが、誰も本当にアフガニスタンを築いていくことについて話す人はいません。そしてそれこそがキーなのです。」

2001年に米国主導の侵攻によってタリバンが追放された後、アフガニスタン生まれのエンジニアであるQayoumiは再建に身を投じた。生まれたばかりの政府に、通貨制度の確立から電力網の建設まで、あらゆることについてアドバイスを行った。

しかし、外国の援助と投資は深刻な遅れを生じ、アフガニスタンの戦後の一人当たりの支出は、コソボや東ティモールなどの国を再建するために国際社会が注入した額の10分の1に過ぎないと、Qayoumiは語った。そこで、Hayward-Ghazni姉妹都市協会やAfghan Friends Network in San Franciscoの小さな規模の努力が、重要な役割を果たすと彼は語った。

「規模でいえば、取るに足らないでしょう。」とQayoumiは語った。「しかし、それでアフガニスタン系アメリカ人、とくに若い世代が、母国に関心を持つようになるので、私はうれしいです。」

このFremontサミットの主催者であるMasood Sattariは、これまでに同じようなフォーラムを5回主催してきており、このイベントが、アフガニスタン人やベイエリアのその他の住人の意識を高めて、ソビエトの占領、内戦、タリバン支配、そして米国の侵攻をたった1世代の間に経験して苦しんだ国のために、自分たちの時間と金を貢献してくれることを期待している。

「人々は、アフガニスタンが繁栄するのを見たいと思い、平和を見たいと思い、人々が適切な飲料水と生きていくのに必要な基本的な物資を得て健康であるのを見たいと思っています。」とSattariは語った。「私は彼らがそうする手段を提供したいのです。」

彼は、米国人の聴衆が「The Kite Runner」を見れば、彼がサミットで取り上げるようなグループを支援する気になると期待している。

「たぶん私たちは人々の感激を利用することができるでしょう。たぶん私たちはつながることができるでしょう。」とSattariは語った。

この映画はSan Jose居住のアフガニスタン生まれの作家Khaled Hosseiniの2003年のベストセラー小説をもとに作られた。