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世界銀行の担当局長:アフガニスタンは「驚異的」な変化をとげている

2007年5月7日(自由ヨーロッパ放送)

世界銀行のアフガニスタン局長のアレステアマケクニー氏は、アフガニスタン経済が急速な成長を続け、国民の生活はかなり向上する� ろうと予想した。同氏は5月4日、自由アフガニスタン放送のキャスター、� スタファサルワル氏と、南アジアの急速に成長する経済と、国の治安に対する脅威から生まれる問題について語った。以下はそのインタビューの抜粋である。

RFE/RL:アフガニスタン経済が急速な成長を続けるとおっしゃいましたが、アフガニスタンではどの分野でそのような経済成長が見られるのですか。

マケクニー氏:アフガニスタンの経済は過去5年間で平均10%を上回る成長を見せています。そしてこの成長は、いくつかの分野で起こっています。まず最初は建設分野です。産業基盤が復興され、将来に向けて大きな投資を生んでいます。二つ目は、海外及び、近隣地域との貿易の分野です。この多くは投資、復興事業、さらには増大する所得によって活気づけられています。経済成長の元となっている3番目としては、農業があげられます。ある程度は旱魃の被害から回復したためもありますが、農民による灌漑事業や改良種の種子、家畜の健康管理、ブドウなどの園芸作物の復興のための小規模資金の投入も大きな力になっています。実際、昨年は数万トンものブドウがアフガニスタンから輸出されています。

RFE/RL:この成長はどの分野に関連したものですか。公共部門ですか、それとも民間部門ですか。

マケクニー氏:両方� と思いますね。一部は政府の、というより公共投資と言うべきでしょうか、政府の予算以外に多くの海外援助が提供されていますから。これは教育、公衆衛生など、公共の福利のために� かせないものです。特に貿易や消費物資などに向けた民間部門によるものもあります。また、違法薬物で財を築いた者が土地や家に投資するというような、不法な麻薬経済から合法経済への波及効果もある程度あるというのは事実でしょう。

「過去5年間にアフガニスタンを訪れた者にとって、2002年初めと今日の違いは信じられないほどです。」

RFE/RL:経済が二桁の成長に達する� ろうとおっしゃっていますが、この二桁の経済成長とはどういうことでしょう。

マケクニー氏:そうですね、まず、アフガニスタンの経済はすでに二桁の成長を達成しているのです。過去5年で見れば、南アジアで最も速い成長を見せています。降雨量が年毎に違うため、特に農業分野を原� とする年ごとの変動はありました。しかしこの間の高成長の意味するものは、景気が上向きで、経済が回復し、通常の経営活動が再興してきたということです。過去5年間にアフガニスタンを訪れた者にとって、2002年初めと今日の違いは、営業している店舗の数にしても、修復されている建物の様子にしても、政府の事業遂行力にしても、あるいはこれはある程度否定的な側面もあるのですが、道路の交通量にしても、とても信じられないほどです。これらはすべて、進展していく経済であることを示しています。

RFE/RL:アフガニスタンの治安の悪化はどの程度まで経済成長の妨げになっているとお考えですか。

マケクニー氏:まず、治安問題とは何なのか、そしてアフガニスタン国内でどのようにこれが広がっているのか、正確な見方をすることが大切� と思います。例えば、国の3分の2は、他の低所得の国と同程度には安全なのです。しかし、南部の一部と東部の一部に反政府運動があるというのは避けがたい事実です。治安の悪化を知れば、民間の、特に海外からの大規模な投資は控えられることになります。また、土地の不足、電力の不足、事業環境の貧困さなどの他の要� もあります。しかし投資ということになれば、治安が悪いという認識は影響を受けます。特にアフガニスタンのように、海外投資を呼び込むのに他の百もの国と競合しなければならない� �合には。

RFE/RL:アフガニスタン経済の急速な進歩について話されましたが、我々は失業率の増� 、物価の急騰を経験しています。失業率はなぜいま� に高いままなのでしょうか。

マケクニー氏:第1に、アフガニスタンにおける失業、あるいは雇用に関するデータはほとんどありません。しかし不完全就業状態であるという認識はあります。私の考えでは、問題の一部は、多くの人に定職が保証されていないということ� と思います。不定期雇用はあると思うのですが。しかしこれはどうしても日雇いということになり、特に扶養する家族やその他の責任のある人にとっては不安定なものです。ですから我々はこの現実の問題を認識しなければなりません。しかし全般的な雇用はタリバン体制の終結以来実質的に増えてきたと言っていいかもしれません。農村地域の住民でさえ前より� �調にいっているようですし、一般に暮らし向きはずっとよくなっています。それでも深刻な貧困問題は存在しますし、雇用市� �にも問題があります。これは特に20年に及ぶ戦争で教育制度が崩壊したことによるもので、多くのアフガン人は復興経済で必要とされる技能を身につけていないという問題があります。もう一つの問題は、パキスタンとイランから数百万の難民が帰国しており、労働力の供給は実質的に増� しているということです。おそらく500万人ほどの難民が帰国していると思います。

RFE/RL:アフガニスタン国内で人々にどのようにして雇用を提供するのですか。

マケクニー氏:そうですね、まず、公共投資を、アフガン人能力を必要とする雇用に集中させることでしょう。これは高度な技能労働を要する巨大プロジェクトより、小規模の復興事業、小規模の建設事業に向けるということです。それが一つ目です。二つ目は技能問題に取り組むことですが、これにはいくつかの側面があります。一つは基礎教育、識字能力のレベルにあります。教育権の保証という点ではすばらしい進展がありました。多くの女子が、全体でもアフガニスタンの歴史上どの時代よりも多くの子どもたちが学� �に通っています。