English | 日本語

トゥエンティ20ワールドカップ出場確定で、アフガニスタンはクリケットに熱狂

2010年3月7日(guardian.co.uk):アフガニスタンのクリケット選手たちは、いまやカブールとジャララバードの街路で国民的英雄として祝福されている。彼らはその偉業により、ハミッド・カルザイ大統領に謁見し、アメリカ大使館の晩餐会に招かれた。晩餐会でアメリカ大使はクリケットのグラウンドを2か所建設する資金提供を約束した。

これらの出来事すべては、来月カリブで開催されるトゥエンティ20ワールドカップに、アフガニスタンがアイルランドとともに出場できることになった結果である。アフガニスタンはあと1マッチで来年のワールドカップに出場できるところだったし、現在は世界のクリケット最新順位でトップ12チームに位置している。

「これほど長くこれほど苦労した後で、我が国がこれほど素晴らしい成績をあげて、私たち皆が感じている誇りと満足感は、あなたがたには信じられないでしょう。」と中東の著名な銀行家でブロガーでもあるHilal Yasiniは言う。

わずか20年前、この国ではクリケットは知られていなかった。10年後、タリバンはこのスポーツを禁止したが、馬に乗って行うブシュカジ・ラグビーは伝統的な国民ゲームであった。「いまでは最も人気があるのは、クリケットである。」とオールラウンダーのRaees Ahmadzaiは語った。チームのポスターがカブールとジャララバードの街路に連なっている。

選手たちは成功の報酬としてファンからラップトップ、腕時計、現金をプレゼントされている。

国際クリケット協会トゥエンティ20の予選最終戦の対アイルランド戦は、アフガニスタンが脚光を浴びて戦う初めての試合であり、アフガニスタンのサポーター数はアイルランドのそれを約200対1で上回り、何千人もの人がドバイにやって来た。チームがトゥエンティ20の予選ツアーを終えて、カブールに空路帰国したときには、さらに多くの人が雨の中、空港からホテルまでの道路沿いに並んでチームに声援を送った。彼らはとても愛されている。「店で何かを買うと、別に何かを無料でくれます。」とAhmadzaiは語った。

トゥエンティ20ワールドカップ出場を決めた直後、Sharjahにおいてアフガニスタンは最新のファーストクラスマッチの4日目に、カナダを494ランという大量得点で追い詰めた。この勝利の後、アフガニスタンの東半分ではお祝いが始まり、お定まりの花火と、歌と踊りが繰り広げられた。

アメリカ大使Karl W. Eikenberyは、米国がアフガニスタンに新しいグラウンドを2か所建設するという約束を保証した。チームのコーチKabir Khanはこう語った:「クリケットの間、銃は置かれ指は引き金から離れました。クリケットはこの国に安定をもたらすためにその役割を果たしているのです。」