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カルザイ大統領:アフガニスタン軍は装備を必要としている

2007年12月5日(AP)

国内の治安を掌握するためにアフガニスタン軍はもっと多くの教官と装備を必要としているとハミド・カルザイ・大統領と国防司令官が米国のGates国防長官に火曜日に語った。

カルザイ大統領はアフガニスタン陸軍の訓練の質については満足しているが、米国とNATO加盟国が航空機その他の資材の引き渡しを急ぐことを望んでいると語った。それらにはアルカイダやタリバン軍と戦うのに必要な飛行機やヘリコプターが含まれる。

Gates長官はカルザイ大統領との共同記者会見で、引き続きNATO各国にアフガニスタンを支援するコミットメントを実行するように迫ることを約束した。

アフガニスタン大統領は現在続いている武装勢力及びテロリストとの戦いに関し羅漢的な見解を述べた。

「最近暴動が増加しているが、アルカイダは逃げている。彼らは敗北した。」とカルザイ大統領は主張した。

2001年の米国主導のアフガニスタン侵攻以来、今年は最も暴動が多かった。アフガニスタン及び欧米当局の統計によれば、反乱に関連する暴動によって、6千2百名近い人が死亡した。爆弾テロや自爆テロを含む、暴動の数が増加した。

Gates長官がカブールに到着する前に、ある米国の国防当局者が、アルカイダの活動がエスカレートしたことが現在も続くタリバンの反乱に加えてアフガニスタンにおける暴動の増加の一因ではないかとの懸念を表明した。

3度目となるアフガニスタン訪問において、Gates長官はアルカイダの活動が急増したというデータは見ていないが、国内の暴動が増加しているのは明らかであり、アフガニスタンで活動中のNATO加盟国からきている軍事リーダーたちとそれについて話し合う計画であると語った。

この前に、Gates長官はアフガニスタンのBismillah Khan将軍と会談した。将軍は「米国が十分に寛大ではあるが、アフガニスタン陸軍の兵器は旧式で不十分であり、とくに重火器と装甲車がそうである」と語った。Gates長官と小さなテーブルに座って通訳を介して会談を行った。アフガニスタンの国防司令官は「我々には十分な教師も助言者もいない。」と付け加えた。

Gates長官はKhan将軍に「あなた方が小火器と迫撃砲を必要としていることは知っており、それらの装備支給を早める方策を検討中である。」と語った。そして、訓練にあたるものが不足していることも承知していると付け加えた。米軍当局者によれば2千ないし3千人も不足している。

Robert Cone少将によれば、米国はまもなくアフガニスタンにM-16ライフルの供給を開始し、毎月1万挺を合計6万挺まで供給する予定である。又、アフガニスタン軍のためにヘリコプターを入手しており、近い将来34機を追加する計画もある。

Cone少将は、現在アフガニスタン軍部隊を国内で空輸しなければならない米軍及びNATO軍の負担を軽くするためには、これらのヘリコプターが重要であると語った。

Gates長官が訓練基地を視察した時に、「アフガニスタン軍に彼ら自身の能力を与えることが、回答である。」とCone少将は語った。約70名の米軍の教官がそこで活動しているが、指示の多くはアフガニスタン軍によって行われている。

丸1日の状況説明とヘリコプターによる国中の視察のなかで、Gates長官は米国及びアフガニスタン当局者双方から一貫したテーマを聞かされた。アフガニスタン政府がより機能的になるに資金と資源が必要である、とくに地方及び州レベルにおいてそうであると。

地元の部族指導者が、学校や病院を含む開発を支持し参加すれば、人々は自分たちの安全にもっと関われば反乱軍を追い返す可能性が高くなると、Gates長官は聞かされた。

当日の朝に、Gates長官はNATO同盟軍の指揮官たちと会い、その後カブール郊外にある、いちどに3千名ものアフガニスタン軍部隊が訓練を受ける主要な軍事訓練施設を視察した。

ホースト州のパキスタン国境沿いの雪に覆われた山々の近くで、Gates長官は軍、文官、米国国務省、USAIDの各代表者から、数百万ドルを追加投資することで回復した治安が二度と悪化しないようにできると聞かされた。

その懸念を裏書きするかのように、火曜日にカブールでNATO軍の車列を標的にした、車を使った自爆テロが発生した。Gates長官がその道路を通過して間もなくのことであり、彼が通過中は一般の通行は禁止されていた。NATOによれば、爆発の近くにいた22人の民間人が負傷した。

米国の軍部はアフガニスタン及びイラクの両国で、中央政府の強化に全神経を集中させるより、各州の部族指導者にもっと注意を払うべきであるという考えをずっと主張してきた。この考えは、地元民はそのコミュニティと住民にもっと近く、従って自分たちの周辺をもっとよく警備できるというものである。

軍当局者は以前から、アフガニスタンのタリバンは国外から支援をうけており、おそらくパキスタン国内の武装勢力が国境を越えてきているか、タリバンに同情的なこの地域の他の国によるものだと指摘してきた。

現在アフガニスタンには約2万6千名の米軍部隊がおり、うち1万3千名はNATO主導の同盟軍に属している。残りの1万3千名の米軍部隊はアフガニスタン軍を訓練し、アルカイダのテロリストを追跡している。