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アフガニスタンがミナレットを保護するために道路を閉鎖

2007年12月8日(ロイター)

アフガニスタン政府は世界文化遺産に登録されるのを願っている中世のミナレットの基礎に損傷をもたらすと考えられる周辺の道路を閉鎖した。

これらのミナレットは高さが100フィートもあり、西部の都市ヘラートの郊外にあったシルクロード沿いのイスラム教の教えと信仰のために作られ、かつては光り輝く装飾が施された唯一残った建造物である。

1世紀ほど前には、ヘラートには12個以上のミナレットが建っていた。15世紀に建てられたマドラサモスクの一部である。

かつてはきらめく青、緑、白そして黒のモザイクタイルに覆われていた、ラクダ色の泥煉瓦の塔は、数十年の戦争と放置により崩壊された。

2001年のタリバン崩壊と新政府発足によって残された塔が保護されると専門家は期待した。

しかしながら、タイリバン崩壊後、自治体は塔の固定をすることに資金を提供することだけに関心を高める。

しかし、残されたミナレットの真ん中を通る道路を重いトラックや車が響きをあげ、地面を揺らして通行し、ミナレットの基礎に損傷をもたらしている。

UNESCOが繰り返し懸念を表明したことを受けて、当局は10月に重トラックの通行を禁止した。

土曜日に発表された声明でこの金曜日に道路の通行は全面的に禁止されたと、情報省が発表した。

「情報省はこれを称賛し、このような動きが全国で文化遺産破壊を阻止することを期待する。」と声明にあった。

かつて文化と文学の要塞であったヘラートは、タリバン崩壊後アフガニスタンの他の地域に比べ繁栄してきた。それは主にトルクメニスタン及びイランとの貿易によるものである。

ガラスとコンクリートの新しいビルがいたるところに立ちあがり、この古い都市を見おろしており、6世紀ぶりにミナレットの高層の展望に挑戦している。

ヘラートの旧市街はすでにUNESCOの世界遺産登録の候補地に含まれている。